クラウドソーシング攻略法|受注率を上げる提案文の型と案件の選び方

クラウドソーシング攻略法|受注率を上げる提案文と案件の選び方

クラウドソーシングは、登録すればすぐに案件へ応募できる便利な仕組みです。ただし「登録さえすれば稼げる場所」ではなく、提案しても採用されない、低単価から抜け出せない、単発で終わるといった壁にぶつかる人も少なくありません。結論から言えば、クラウドソーシングは「実績と評価をつくる場」と割り切り、発注者の不安を取り除く提案文で受注し、得意分野に絞って単価を上げ、ほかの獲得経路へつなげるのが攻略の近道です。受注率を上げる提案文の型と例文、案件の選び方、地雷案件の見分け方、低単価から抜け出す方法、卒業の考え方までまとめました。

目次

【結論】実績づくりの場と割り切り、提案文と案件選びで受注率を上げる

クラウドソーシングは、次の3点で攻略します。

  1. 発注者の不安を取り除く顔の見えない相手に任せる発注者は不安を抱えています。依頼内容への理解、実績、納期、連絡の早さを示す提案が選ばれます
  2. 案件を選び、地雷を避ける依頼内容と報酬が明確で、発注実績と評価のあるクライアントを選びます
  3. 得意分野に絞り、次の経路につなげる評価と実績がたまったら単価を上げ、直接取引やエージェントなど、手数料のかからない経路も広げます

クラウドソーシングで稼げる人と稼げない人の差は、技術力より「安心して任せられる人だと伝えられるか」にあります。

クラウドソーシングは、案件を獲得する方法のひとつです。ほかの獲得方法と組み合わせて、仕事の入口を増やしましょう。

クラウドソーシング攻略の5ステップ

1

プロフィールを作り込む

得意分野、対応できる作業、実績、稼働時間、連絡の早さを明記し、顔写真やポートフォリオも用意します。

2

小さな案件で評価をつくる

最初は短期間で終わる案件を丁寧にこなし、よい評価を積み重ねます。

3

得意分野に絞る

受けた案件の中から、評価が高く楽しかった分野を選び、その分野の案件に集中して応募します。

4

継続の案件と単価を上げる

継続して依頼してくれるクライアントを増やし、実績がたまったら単価の高い案件に応募します。

5

ほかの獲得経路を広げる

クラウドソーシングで得た実績をもとに、エージェントや営業、紹介など、別の経路も持ちます。

受注率を上げる提案文の型と例文

1.あいさつと応募のきっかけ名前と職種、どの案件に応募したか
2.依頼内容への理解依頼文の中で特に大切だと思った点に触れる
3.対応できることと実績具体的な作業内容、関連する実績、ポートフォリオのURL
4.納期と稼働納期の目安、1日の稼働時間、連絡への返信の早さ
5.締め質問への対応、テストや一部からの対応も相談できること
例文|クラウドソーシングの提案文(ライター)

はじめまして。Webライターの鈴木花子と申します。「転職ノウハウ記事の作成(3,000字×月4本)」の募集を拝見し、応募いたしました。

ご依頼文にあった「読者の不安に寄り添う構成」について、人材業界で5年働いた経験を活かしてお力になれると考えています。

・対応できること:構成案の作成から執筆、画像の選定まで
・これまでの実績:転職・キャリア分野の記事を約80本執筆(執筆例:URL)
・納期の目安:1本あたり5日程度
・連絡:平日は当日中に返信します

ご不明な点があれば、お気軽にご質問ください。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

※ 例文の名前・数字は架空のものです

スルーされる提案文の特徴は?

  • 「頑張ります」だけで具体性がない何をどこまでできるかが伝わりません
  • 依頼内容に触れていない自分のスキルを並べるだけでは、依頼を読んでいないと思われます
  • 明らかな使い回しテンプレートを使っても、1〜2文は案件ごとに書き換えます
  • 長すぎて要点が分からない箇条書きで、30秒で読める長さにまとめます

案件の選び方と、地雷案件の見分け方

受けたい案件避けたい案件
依頼内容が具体的で、報酬と納期がはっきりしている依頼内容があいまいで、作業の範囲が分からない
発注の実績があり、過去の評価が高い評価が低い、または発注の実績がほとんどない
相場に見合った報酬報酬が相場より極端に低い、無償の「テスト」を求める
「継続」「長期」など、リピートの見込みがある外部の連絡手段に誘導し、手数料を避けた直接取引を持ちかける
やりとりが丁寧で、返信が早い過度に急がせる、高圧的な態度が見える
サービスの外での直接取引に注意

サービスの外で直接取引をすると、多くのクラウドソーシングで規約違反になるうえ、報酬の未払いが起きても仲介のサポートを受けられません。受注から支払いまで、サービスの仕組みの中で進めるのが安全です。

低単価から抜け出す方法と、卒業の考え方

  • 得意分野に絞って専門性を示す分野を絞ると、その分野の実績がたまり、単価の高い案件に選ばれやすくなります
  • 継続の取引先に単価の相談をする評価と実績がたまったら、契約の更新のタイミングで単価の見直しを相談します
  • 作業ではなく成果で提案する「記事を書く」ではなく「検索から集客できる記事をつくる」のように、成果を軸に提案します

手数料や税金で気をつけることは?

手数料報酬から利用手数料が差し引かれる。率はサービスや報酬額によって違うため、単価は手数料を引いた手取りで考える
源泉徴収原稿料やデザイン料などは、発注者が源泉徴収して支払うことがある
確定申告クラウドソーシングの報酬も事業所得などとして申告が必要
※ 手数料の率や規約は変わることがあるため、利用するサービスの最新の案内を確認してください
POINT|クラウドソーシングは「卒業」を見据えて使う

クラウドソーシングは、実績や評価をつくる入口としては便利ですが、手数料がかかり単価も上がりにくい傾向があります。実績がたまったら、エージェントや直接の営業、紹介など、別の経路の割合を増やしていきましょう。

よくある質問(FAQ)

Qクラウドソーシングで受注するコツは何ですか?
A発注者の不安を取り除くことです。依頼内容への理解、具体的な実績、納期の目安、連絡の早さを提案文で示し、プロフィールとポートフォリオも作り込みましょう。
Q提案文はどう書けばいいですか?
Aあいさつと応募のきっかけ、依頼内容への理解、対応できることと実績、納期と稼働、締めの順に、箇条書きを使って短くまとめます。テンプレートを使っても、1〜2文は案件ごとに書き換えましょう。
Q実績がないときはどうすればいいですか?
A短期間で終わる小さな案件から始めて評価を積み重ねましょう。会社員時代の経験や、自主制作の見本をポートフォリオとして示すのも効果的です。
Q避けたほうがいい案件はありますか?
A報酬が相場より極端に低い、無償のテストを求める、依頼内容があいまい、評価や発注の実績がない、外部の連絡手段に誘導する、といった案件は避けましょう。
Qクライアントから直接取引を持ちかけられたらどうすればいいですか?
A多くのサービスで規約違反になり、未払いなどのトラブルが起きてもサポートを受けられません。サービスの仕組みの中で取引を進めましょう。
Qクラウドソーシングは低単価で稼げないのではないですか?
A最初は低単価になりやすいですが、得意分野に絞って実績を積み、継続の取引先と単価を相談し、成果を軸に提案すれば、単価を上げていけます。
Q手数料はどのくらいかかりますか?
Aサービスや報酬額によって異なります。単価を考えるときは、手数料を差し引いた手取りの額で判断し、利用するサービスの最新の案内を確認しましょう。
Qクラウドソーシングの収入も確定申告が必要ですか?
A必要です。事業所得などとして申告します。原稿料やデザイン料などは発注者が源泉徴収していることがあるため、支払明細を保管しておきましょう。
Qクラウドソーシングだけで生活できますか?
A得意分野で継続の取引先を持てれば可能ですが、手数料や単価の面で限界があります。実績ができたら、エージェントや直接取引など別の経路も組み合わせると安定します。
Qクラウドソーシングはいつ卒業すればいいですか?
Aポートフォリオに載せられる実績がそろい、得意分野がはっきりしてきたら、別の経路の割合を増やす目安です。一気にやめず、少しずつ移行しましょう。
この記事のまとめ

● クラウドソーシングは実績と評価をつくる場。発注者の不安を取り除く提案文で受注する

● 依頼内容と報酬が明確な案件を選び、低報酬・無償テスト・外部誘導などの地雷は避ける

● 得意分野に絞って単価を上げ、実績ができたらエージェントや直接取引へ経路を広げる

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