フリーランス案件の最初の取り方完全ガイド|状況別・職種別の方法・準備リスト・失敗パターン・2件目へのコツ

フリーランス案件の最初の取り方完全ガイド|状況別・職種別の方法・準備リスト・失敗パターン・2件目へのコツ

「フリーランスになりたいけれど、最初の案件をどうやって取ればいいのかわからない」「実績も人脈もない状態で、どこから始めればいい?」と迷っている方へ。結論から言えば、最初の案件は「人脈への連絡」と「エージェントやクラウドソーシングなどの窓口」を並行して進めるのが近道です。どちらを優先するかは、実務経験と人脈の有無で決まります。この記事では、仕事の獲得経路のデータ、状況別の始め方、案件を探す前の準備、連絡の文例、最初の案件で失敗しやすいパターン、2件目につなげるコツまで、このページだけで判断できるようにまとめました。

目次

【結論】フリーランスの最初の案件はどう取る?

最初の案件を取る近道は、仕事ぶりを知っている人への連絡と、案件を紹介してもらえる窓口への登録を同時に進めることです。具体的には、次の3つを並行して進めます。

  1. 探す前に、スキルシートとポートフォリオを整える何ができて、どんな成果を出したかを相手目線で書いておくと、紹介や応募の通りやすさが変わる
  2. 前職の同僚や取引先など、人脈に独立を伝える仕事の獲得経路として最も多いのが人脈。まず10〜30人に連絡する
  3. 実務経験に合った窓口に登録する実務経験が数年あればエージェントを2〜3社、実績が少なければクラウドソーシングで実績づくりから始める

最初の案件は、単価だけでなく「実績として見せられるか」「次につながるか」を重視して選ぶと、2件目以降につなげやすくなります。

人脈とエージェントを並行する理由は、人脈は決まれば早い一方で、いつ声がかかるかは読めないからです。窓口を複数持っておけば、人脈からの反応がなくても空白期間を短くできます。

ただし、実務経験がほとんどない状態から、いきなり専業で独立するのはリスクが大きいのも事実です。その場合は、会社員のまま副業で最初の案件を取るところから始めてください。

フリーランスの仕事はどこから来る?データで見る獲得経路

フリーランスが仕事を得ている経路で最も多いのは「人脈」、次が「過去・現在の取引先」です。収入につながりやすい経路でも、この2つが上位を占めています。

獲得経路仕事を得ている割合(複数回答)最も収入が得られる経路
人脈(知人の紹介を含む)72.8%35.6%
過去・現在の取引先61.0%29.9%
自分の広告宣伝活動(Web・SNSなど)33.4%7.7%
エージェントサービス25.3%12.4%
クラウドソーシング23.3%6.0%
出典:フリーランス協会「フリーランス白書2025」(調査期間2024年11月1日〜12月14日、集計対象1,053名)。表は上から「仕事を得ている割合」の高い順です。「フリーランス白書2026」(調査期間2025年11月、集計対象1,426名、2026年6月公表)でも、最も稼げる獲得経路は1位が人脈、2位が過去・現在の取引先、3位がエージェントでした。同協会のWebアンケートで、全フリーランスの平均を示すものではありません。

このデータから言えるのは、フリーランスの多くが、人脈と既存の取引先から仕事を得ているということです。一方、独立したばかりの人は取引先がまだありません。そのため、最初の案件は人脈に加えて、エージェントやクラウドソーシングを入口にし、そこでの仕事ぶりを次の「取引先からの依頼」に変えていくのが現実的な流れです。

自分はどこから始めればいい?状況別の最初の案件の取り方

実務経験が数年あるならエージェントと人脈、経験が浅いならクラウドソーシングで実績をつくってからが基本です。自分の状況に近い行を確認してください。

あなたの状況優先する取り方具体的な行動決まるまでの目安(編集部)
実務経験3年以上・人脈あり人脈への連絡とエージェント登録前職の同僚や取引先に連絡しながら、エージェントに2〜3社登録する数週間〜1か月程度
実務経験3年以上・人脈なしエージェント登録と発信エージェントに2〜3社登録し、SNSなどで独立したことと得意分野を発信する1か月前後
実務経験1〜2年・人脈あり人脈への連絡と、経験が浅くても使える窓口まず人脈に当たり、並行して実務1年程度から相談できるエージェントやクラウドソーシングを使う1〜2か月程度
実務経験1〜2年・人脈なしクラウドソーシングで実績をつくってからエージェントクラウドソーシングで3〜5件の実績をつくり、スキルシートに書いてからエージェントに登録する2〜6か月程度
実務経験なし・学習中副業としてクラウドソーシングから会社員のまま、小さな案件で「納品した実績」をつくることを優先する数か月〜1年程度
※決まるまでの期間は、調査データではなく編集部の目安です。職種、希望条件、時期によって大きく変わります。
エージェントとクラウドソーシングの使い分け

エージェントは、担当者が希望に合う案件を紹介し、条件の交渉も代わりに行うサービスです。企業の即戦力として参画する案件が多いため、実務経験が数年ある人ほど紹介を受けやすくなります。

クラウドソーシングは、インターネット上で公開された仕事に自分で応募するサービスです。実績が少なくても応募できる仕事がある一方、単価は低めで、報酬から手数料が差し引かれます。

案件を探す前に何を準備する?6つの準備

探し始める前に準備を整えるほど、「登録したのに紹介がない」「応募しても通らない」を防げます。次の6つを順番に進めてください。

1

自分の強みを、依頼する側の目線で書き出す

「Pythonが使えます」ではなく「PythonでAPIを開発し、表示速度を◯%改善しました」のように、相手が「この人に頼みたい」と思える形に言い換えます。

2

スキルシートとプロフィール文をつくる

A4で1〜2枚を目安に、経歴、担当した工程、使える技術や道具、数字で示せる実績をまとめます。エージェントへの登録やクラウドソーシングのプロフィールに使い回せます。

3

ポートフォリオを見られる状態にする

エンジニアならコードの公開ページ、デザイナーなら作品集、ライターなら掲載記事の一覧など、成果物を見せられる形にし、スキルシートにURLを載せます。前職の成果物を載せるときは、公開してよいかを必ず確認します。

4

希望の単価と稼働条件を決める

「月額◯万円以上、週◯日、リモート希望」のように決めておきます。最初の案件では、単価に加えて「実績として見せられるか」も判断の軸にします。

5

連絡先のリストをつくる

前職の同僚や上司、取引先、友人など、自分の仕事内容を知っている人を10〜30人書き出します。次の章の文例で連絡します。

6

お金の準備をしておく

月末締め・翌月末払いなどの場合、最初の入金は働き始めてから1〜2か月後になることが多くあります。生活費の数か月分を確保し、クレジットカードなど審査が必要なものは会社員のうちに済ませておきます。

案件を紹介されたら、面談では何を話せばいい?

エージェント経由の案件では、参画の前に発注先の企業と面談をするのが一般的です。面談では、次の3点を準備しておくと落ち着いて話せます。

  • 担当した工程と成果を1分で説明できるようにするスキルシートの内容を、今回の案件に関係する部分から話す
  • 稼働できる開始日と日数を伝え、単価の希望はエージェントと共有しておくエージェント経由なら単価の交渉は担当者に任せ、面談では開始日・稼働日数と、仕事の内容や進め方の確認に集中する
  • 業務の範囲と、実績として公開してよい範囲を確認する誰から、どのような形で作業の依頼が来るのかもあわせて聞いておく

人脈への連絡はどうする?最短ルートの手順と文例

最初の案件を最も早く取れる可能性が高いのは、仕事ぶりを知っている人への連絡です。「迷惑かもしれない」と遠慮しがちですが、外注先を探している人や、知り合いに紹介してくれる人が見つかることは少なくありません。

  1. 連絡リストの上から、1人ずつ個別に送る一斉送信より、相手に合わせて一言添えた個別の連絡のほうが返事をもらいやすい
  2. 何ができるかを1〜2行で書く「何でもやります」より「◯◯の制作や運用ができます」と具体的に書くほうが、相手も思い当たる仕事を探しやすい
  3. SNSでも独立を知らせる直接の知り合い以外から声がかかることもある
  4. 反応がなくても続ける「今はないけれど、あれば紹介する」という返事も、後の案件につながることがある

独立を伝える連絡の文例

ご無沙汰しております。◯◯です。
このたび◯月から、フリーランスの◯◯(職種)として独立しました。これまでの◯◯の経験を活かして、◯◯や◯◯のお手伝いができます。
もし社内や知り合いの方で、外部の手を探しているお話があれば、ぜひお声がけください。稼働は◯月から週◯日ほど可能です。
突然のご連絡失礼しました。今後ともよろしくお願いいたします。

文例は編集部の作成です。前職の会社の取引先に連絡する場合は、退職時の誓約書や就業規則で、競業や引き抜きに当たる行為が禁止されていないかを先に確認してください。

案件の探し方にはどんな方法がある?6つの方法と向き不向き

案件の探し方は大きく6つあり、早さ・単価・必要な実績がそれぞれ違います。1つに頼らず、状況に合わせて2〜3つを組み合わせるのが基本です。

方法向いている人よい点注意点
人脈・知人の紹介前職や取引先に、仕事ぶりを知る人がいる決まるまでが早いことが多く、信頼があるぶん条件の相談もしやすい人脈がないと使えない。頼りきりだと途切れたときに困る
フリーランスエージェント実務経験が数年ある、営業が苦手案件探しと条件の交渉を任せられる。公開されていない案件を紹介されることもあるエージェントの取り分(マージン)が報酬から引かれる。割合は会社により異なり、公開していない会社も多い
クラウドソーシング実績が少ない、副業から始めたい実績が少なくても応募できる仕事があり、すぐに始められる単価が低めで競争が多い。主なサービスでは報酬の5〜20%程度の手数料が引かれる(スキル出品型では20%を超える場合もある)
SNSなどでの発信発信を続けられる、専門分野がはっきりしている問い合わせが来る状態になれば、仲介の手数料がかからない成果が出るまでに時間がかかることが多い
企業への直接の提案特定の業界に詳しく、提案が得意仲介の手数料がかからず、関わりたい企業に直接アプローチできる返事をもらえる割合は低く、提案の準備に時間がかかる
コミュニティや勉強会同業者とのつながりを広げたい同業者から仕事を紹介されたり、手が足りない案件を分けてもらえたりするすぐに仕事につながるとは限らず、継続的な参加が必要
※手数料は、主なクラウドソーシングサービスの公開情報をもとにした目安です(2026年9月確認)。

職種によって、最初の案件の取りやすい経路は違う

職種最初の案件に向いている方法注意点
ITエンジニア実務経験が数年あればエージェントが中心。実務1年程度から相談できるエージェントもある公開しているコードや開発経験をスキルシートに具体的に書く。秘密保持の範囲を契約前に確認する
Webデザイナーポートフォリオを整えてから、エージェントやクラウドソーシングで探す自主制作の作品を載せる場合は、実案件ではないことを明記する
Webライタークラウドソーシングで受注し、掲載の許可をもらった記事を実績にする専門分野を決めると、単価を上げやすい
Webマーケター知人の事業などで運用を手伝い、数字の実績をつくってからエージェントへ「問い合わせ数を◯%増やした」など、数字で語れる実績があると通りやすい
PM・PMO・コンサルタント前職の人脈と、上流工程の案件を扱うエージェント実務の実績が重視される。担当した規模や役割をスキルシートに詳しく書く

最初の案件で失敗しやすいのは?5つのパターンと対策

最初の案件の失敗は、相場・実績・業務範囲・受ける量・契約の5つで起きやすいです。受ける前に、次の5点を確認してください。

  • 相場を知らずに単価を決めてしまう安すぎる単価はその後の基準になりやすく、高すぎると決まりにくい。エージェントの公開案件などで、自分の職種と経験年数の相場を先に確認する
  • 実績として見せられない案件だけを受ける秘密保持契約で成果物を一切公開できない案件ばかりだと、次の応募に使える材料が増えない。受ける前に、担当内容を実績として書いてよい範囲を確認する
  • 業務の範囲があいまいなまま始める「何でもやります」で始めると、後から追加の作業を無償で求められやすい。何をどこまでやるかを文書で決めてから着手する
  • いきなり複数の案件を受けすぎる品質が落ちると次につながらない。最初の1〜2件は丁寧にこなし、「この人に頼むと安心」という評価をつくる
  • 契約書や条件の書面なしで始める知人からの依頼ほど書面を省きがちだが、未払いや認識のずれを防ぐため、金額・支払期日・業務範囲を最低限メールで残す

フリーランス法で、発注者に求められていること

フリーランス法(正式名称:特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)は、発注者とフリーランスの取引を適正にするための法律で、2024年11月に施行されました。業務を委託する発注者には、業務の内容・報酬額・支払期日などを書面やメールなどで示すことが義務づけられています。条件が示されないまま始まりそうなときは、遠慮せずに確認してください。

取引条件の明示業務の内容、報酬額、支払期日などを書面やメールで示す(従業員のいない発注者を含む、事業者であるすべての発注者)
報酬の支払期日成果物などを受け取った日から60日以内のできる限り短い期間(従業員を使う発注者)
禁止される行為正当な理由のない受け取りの拒否、報酬の減額、買いたたきなど(従業員を使う発注者からの1か月以上の業務委託)
相談窓口フリーランス・トラブル110番(無料・匿名で相談できる)
出典:公正取引委員会・中小企業庁・厚生労働省「フリーランス・事業者間取引適正化等法」パンフレット(2026年9月確認)
契約や競業の判断は専門家に相談を

本記事は2026年9月時点の情報をもとにした一般的な解説です。個別の契約内容や、退職時の誓約書・競業避止の判断については、弁護士などの専門家やフリーランス・トラブル110番に相談してください。

最初の案件がなかなか決まらないときは?見直す4つのポイント

準備をして動いても決まらないときは、窓口の数、伝え方、条件、実績の見せ方のどこかに原因があることが多いです。次の4点を順番に見直してください。

  • 窓口が1つだけになっていないか(人脈・エージェント・クラウドソーシングを組み合わせているか)
  • スキルシートに、担当した工程と数字で示せる成果が書かれているか
  • 単価、稼働日数、リモートなどの条件が、相場より厳しすぎないか
  • ポートフォリオや実績が、応募している仕事の内容と合っているか

それでも決まらないときは、条件を一時的に広げる、スキルの幅を見直す、公的な支援も含めてお金の備えを確認するなど、打てる手はほかにもあります。原因のタイプ別の対処法は、下の記事で詳しく解説しています。

育児や介護と両立しながら始めるなら?注意したい4つのこと

育児や介護と両立しながら始める場合は、副業や短い稼働日数の案件から段階的に広げると、無理なく続けやすくなります。

  • 副業から段階的に移るいきなり専業にせず、副業で収入の見通しが立ってから専業に移ると、生活の変化を小さくできる
  • 最初からリモートや週2〜3日の案件を選ぶエージェントに稼働できる曜日や時間帯を先に伝えておくと、合う案件を紹介してもらいやすい
  • 会社員のような産休・育休の制度がない前提で資金を用意する出産育児一時金、国民年金保険料の産前産後の免除、2026年10月から始まる育児期間(子が1歳になるまで)の国民年金保険料の免除など、使える制度を事前に調べておく
  • 発注者に両立への配慮を相談できることを知っておくフリーランス法では、従業員を使う発注者との6か月以上の業務委託について、育児や介護と両立できるよう申し出に応じた配慮が求められている

最初の案件から2件目・継続につなげるには?5つの行動

最初の案件は、2件目以降への入口です。データでも、仕事を得ている経路の上位は人脈と過去・現在の取引先でした。最初の取引先に「また頼みたい」「人に紹介したい」と思ってもらうことが、安定への近道です。

  • 期待を少し超える成果を出す依頼された範囲に加えて、気づいた改善点を一言添えるなど、次も任せたくなる仕事をする
  • 連絡を速く、正確にする当日から翌営業日までに返信し、進み具合や遅れの見込みを早めに共有する
  • 終了時に、実績として載せてよいかを確認する許可をもらえたら、担当した内容と成果をポートフォリオに追加する
  • 終了時に「ほかにお手伝いできることはありますか」と聞く継続の依頼や別の案件につながることがある
  • 紹介をお願いする満足してもらえたタイミングで、同じような仕事を探している人がいれば紹介してほしいと伝える

よくある質問(FAQ)

Qフリーランスの最初の案件は、どうやって取ればいいですか?
A仕事ぶりを知っている人への連絡と、案件を紹介してもらえる窓口への登録を並行して進めるのが近道です。まずスキルシートとポートフォリオを整え、前職の同僚や取引先など10〜30人に独立を伝えます。同時に、実務経験が数年あればエージェントに2〜3社、実績が少なければクラウドソーシングに登録して実績づくりから始めます。
Q最初の案件が決まるまで、どのくらいかかりますか?
A実務経験と人脈の有無で大きく変わります。編集部の目安では、実務経験が数年あり人脈もあれば数週間から1か月程度、人脈がなくエージェント中心なら1か月前後、クラウドソーシングで実績づくりから始める場合は数か月かかることもあります。準備不足のまま応募するより、スキルシートとポートフォリオを整えてから動くほうが結果的に早く決まりやすくなります。
Q実績ゼロでも最初の案件は取れますか?
A職種によっては取れます。Webライターやデザイナーは、クラウドソーシングで実績が少なくても応募できる仕事があります。ITエンジニアは、エージェント経由の案件の多くで実務経験が求められるため、実務経験がほとんどない場合は会社員のまま副業で実績をつくるところから始めるのが現実的です。
Q最初の案件はエージェントとクラウドソーシングのどちらがいいですか?
A実務経験が数年あればエージェント、経験が浅い、または実績が少なければクラウドソーシングから始めるのがおすすめです。エージェントは即戦力として参画する案件が多く、実績がないと紹介が限られます。クラウドソーシングで実績をつくってからエージェントに登録すると、担当者が紹介しやすくなります。
Q最初の案件の単価は、どう決めればいいですか?
Aまず、エージェントの公開案件などで自分の職種と経験年数の相場を確認してください。相場より大きく低い単価で受けると、それがその後の基準になりやすくなります。実績が少ないうちは相場の範囲内で受けやすい金額にし、実績ができたら契約の更新時に見直すのが現実的です。
Q最初の案件は副業で取るべきですか?いきなり専業でもいいですか?
Aリスクを抑えるなら、副業で最初の案件を取ってから専業に移るのがおすすめです。副業で収入の見通しが立ってから独立すれば、案件が決まらない期間の不安を小さくできます。いきなり専業にする場合は、生活費の数か月分を確保してから始めてください。副業を始める前に、勤務先の就業規則も確認しましょう。
Q案件を紹介されたら、面談では何を話せばいいですか?
A担当した工程と成果を1分で説明できるようにし、稼働できる開始日と日数を伝え、業務の範囲と実績として公開してよい範囲を確認します。エージェント経由の場合は、単価の希望は事前に担当者と共有して交渉を任せ、面談では開始日・稼働日数と、仕事の内容や進め方の確認に集中すると落ち着いて話せます。
Q前職の会社の取引先に連絡してもいいですか?
A退職時の誓約書や就業規則で、競業や取引先への営業が禁止されていないかを先に確認してください。禁止されていなくても、前職の会社との関係を損ねない伝え方を心がけることが大切です。判断に迷う場合は、専門家に相談すると安心です。
Q最初の案件で契約書がないと言われました。どうすればいいですか?
A最低限、業務の内容、報酬額、支払期日をメールなどの文書で残してから始めてください。2024年11月に施行されたフリーランス法では、発注者はこれらの取引条件を書面やメールなどで示すことが義務づけられています。トラブルになった場合は、フリーランス・トラブル110番に無料・匿名で相談できます。
Q最初の案件から継続や2件目につなげるには、どうすればいいですか?
A期待を少し超える成果を出し、連絡を速く正確にすることが基本です。案件の終了時には、実績として載せてよいかを確認し、ほかに手伝えることがないかを聞き、満足してもらえていれば紹介をお願いします。仕事の獲得経路で多いのは人脈と過去・現在の取引先なので、最初の取引先との関係が次の仕事につながります。
この記事のまとめ

最初の案件は、人脈への連絡とエージェントなどの窓口への登録を並行して進めるのが近道

実務経験が数年あればエージェント、経験が浅ければクラウドソーシングで実績をつくってから

業務範囲と条件を書面で決め、終了時に実績の掲載と次の仕事を相談して2件目につなげる

実務経験があるなら、経験を活かせる案件を担当者に相談しながら探せるエージェントを使うと、最初の案件までの時間を短くできます。まずは2〜3社を比較して、自分に合うサービスを選んでください。

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