
「フリーランスとして働きたいが、フルリモートで案件を取れるエージェントがどこかわからない」という悩みは多くのフリーランスエンジニアが抱えています。エージェントによってフルリモート案件の保有比率は大きく異なり、リモート案件に強いエージェントを選ぶかどうかで案件の選択肢数が数倍変わることもあります。この記事では、フルリモート案件の実態・種類の違いから、リモート率・対応地域・特徴で比較したおすすめエージェント5社の詳細レビュー、フルリモート案件を確実に獲得するためのコツまで徹底解説します。
フリーランスエージェントのフルリモート案件とは?実態と種類を解説
「フルリモート」と一口に言っても、その実態は案件によって大きく異なります。エージェントに登録する前に、リモート案件の種類と実態を正しく理解しておくことが重要です。
フルリモート・ハイブリッド・常駐の違い
| 種類 | 内容 | 出社頻度 | こんな人に向く |
|---|---|---|---|
| フルリモート | 原則すべて在宅・リモートで完結 | なし(0日) | 地方在住・育児中・移住予定の方 |
| ハイブリッド(週1〜2回出社) | キックオフや定例会のみ出社 | 月2〜8日程度 | 首都圏在住・ある程度出社OK |
| 一部リモート | 基本常駐だが週2〜3日リモート可 | 週2〜3日出社 | 近隣在住・フレキシブルに働きたい方 |
| 常駐(出社) | 客先常駐・週5日出社が基本 | 週5日 | 対面重視・大規模案件希望 |
エージェントの求人票で「リモート可」と書かれていても、週1〜2回の出社が必須なハイブリッド案件であるケースも多いです。地方在住や出社が難しい方は、担当者面談で「フルリモート(出社0日)限定」と明確に伝えることが非常に重要です。
フリーランスのフルリモート案件は増えているのか?
2020年以降、コロナ禍を契機にITフリーランスのリモート案件は急増しました。主要エージェントのデータを見ると、現在ではフリーランス向けIT案件全体の50〜90%程度がリモートOKとなっています(エージェント・職種によって差異あり)。特にWeb系・アプリ系・クラウドインフラ系の案件でリモート率が高く、金融・公共系の常駐案件でも一部リモート化が進んでいます。
一方で、「フルリモート(出社0日)」に限定すると案件数は絞られます。フルリモートを最優先条件にする場合は、リモート案件に特化したエージェントを選ぶことが、案件数・単価の両面で有利になります。
フルリモート案件に向いている職種・スキル
- Webバックエンドエンジニア(Java・PHP・Python・Ruby・Go):スタートアップ〜大企業まで幅広くリモート対応が進んでいる
- フロントエンドエンジニア(React・Vue・TypeScript):自社サービス開発案件を中心にフルリモートが標準化
- クラウドエンジニア(AWS・GCP・Azure):インフラ構築・運用管理はリモートとの相性が特に高い
- モバイルアプリエンジニア(iOS・Android・Flutter):成果物が明確なため、フルリモートの受け入れが進みやすい
- データエンジニア・データサイエンティスト:分析作業はリモート完結しやすく、高単価×フルリモートの案件が増加中
- PM・PdM・スクラムマスター:非同期コミュニケーション文化の企業を中心にフルリモートが増えている
フルリモート案件が多いエージェントの選び方|4つのポイント
フルリモートで働くためにエージェントを選ぶ際、重視すべきポイントは通常の案件探しとは少し異なります。以下の4点を必ず確認しましょう。
- リモート案件の保有比率を確認する|エージェントが公開しているリモート案件の割合(例:「保有案件の75%以上がリモート可」など)を確認。数値を公表していないエージェントは、面談時に直接確認しましょう。
- 「フルリモート」と「リモート可」を区別して案件を探せるか|検索・絞り込み機能でフルリモートのみ抽出できるかどうかがポイントです。担当者が条件を正確に把握して提案してくれるかも重要です。
- 地方在住でも対応可能か確認する|一部エージェントは首都圏在住者を対象としています。地方在住の方は「地方在住でのフルリモート参画の実績があるか」を面談で確認してください。
- オンライン完結で登録・面談ができるか|「面談は対面のみ」のエージェントは、地方在住者との相性が悪い傾向があります。Zoom・電話・オンラインチャット対応かどうかも確認しましょう。
フルリモートを最優先する場合、「リモート率の高さ」を第一基準にして2〜3社に同時登録するのがベストです。1社だけでは案件の選択肢が限られ、条件を妥協しやすくなります。複数社を比較することで、本当に条件に合う案件を見つけやすくなります。
フルリモート対応おすすめエージェント比較表
フルリモート案件に強い主要エージェントを、リモート率・案件数・支払いサイト・地方対応などで横並び比較しました。
| エージェント名 | リモート率目安 | 案件数 | 支払いサイト | 地方対応 | 特に向く人 |
|---|---|---|---|---|---|
| クラウドワークス テック | 約90% | 多数 | 15日 | ♔ | フルリモート最優先・支払い重視 |
| レバテックフリーランス | 75%以上 | 業界最大級 | 15日 | ◯ | 案件数最優先・単価重視 |
| Midworks | 非公開(多数) | 多数 | 20日 | ◯ | 保障・福利厚生も重視したい方 |
| PE-BANK | 非公開 | 多数 | 40日 | ♔ | 地方在住・低マージン・高単価 |
| ギークスジョブ | 非公開(多数) | 中規模 | 25日 | ◯ | スキルアップ・キャリア支援重視 |
♔=地方在住でも参画実績豊富 ◯=対応あり(要確認)。リモート率は各社公表値・案件データの傾向をもとにした目安です。
【厳選5社】フルリモート案件に強いエージェント詳細レビュー
フルリモート案件の保有数・リモート率・地方対応・サポート体制の観点から、各エージェントの強みと弱みを詳しく解説します。
クラウドワークス テックリモート率約90%
株式会社クラウドワークスが運営するITフリーランス専門エージェント。保有案件の約9割がリモートOKと訴求しており、フルリモートで働きたいエンジニアにとって案件の選択肢が最も広いエージェントのひとつです。支払いサイトが15日(月末締め翌月15日払い)と業界最短クラスなのも、資金繰りの安心感につながります。
専任担当者が案件のマッチングから参画後のフォローまで一貫してサポートし、継続率90%という数字も案内されています。スタートアップ系・Web系の案件が中心で、モダンな開発環境でのフルリモート参画を目指すエンジニアに特に向いています。
地方在住のため「フルリモートのみ」で絞り込んで登録しました。面談もオンラインで完結し、1週間ほどで3件のフルリモート案件を提案してもらえました。支払いが15日と早いのも地味に助かっています。
レバテックフリーランスリモート75%以上・案件数最大級
国内最大規模のITフリーランス専門エージェント。保有する全案件のうち75%以上がリモート可で、絶対数としてのリモート案件数は業界最多クラスです。案件の総数が圧倒的に多いため、職種・単価帯・稼働日数などの条件を組み合わせてもフルリモート案件が見つかりやすいのが強みです。
エンジニア出身の担当者が多く、技術的な背景を踏まえた的確な案件提案が期待できます。単価交渉も代行してくれるため、初めてフルリモートに挑戦するエンジニアにも安心です。

