フリーランスの英語案件|種類・必要レベル・探し方を解説

フリーランスの英語案件|種類・必要レベル・探し方を解説

英語を活かしてフリーランスで働きたい。でも、どんな案件があるのか、自分の英語力で通用するのか、どこで探せばいいのか。迷うポイントは多いはずです。結論から言えば、英語だけで勝負するより「英語+もう一つの専門性」で案件を選ぶのが、単価と安定の両面で最も確実な道です。機械翻訳や生成AIで「英語ができるだけ」の価値は下がりつつあり、専門性と組み合わせた人に案件が集まりやすくなっています。

目次

【結論】フリーランスが英語案件で稼ぐにはどうすればいい?

英語を「主役」ではなく「掛け算の道具」として使うことです。英語を活かせる案件は翻訳・通訳だけでなく、英語×IT、英語×マーケティング、英語×制作と幅広くあります。選ぶときは次の3つの順で考えると迷いません。

  1. 自分の専門性を先に決めるIT、Web制作、マーケティング、特定の業界知識など、英語と掛け合わせる軸を1つ選ぶ
  2. その専門性で英語を使う案件を探す海外チームとの開発、海外向けサイト制作、英語での情報収集など
  3. 英語力は「実務で使える証拠」で示す資格のスコアより、英語での成果物・やり取りの実績が評価される

英語が本業の翻訳・通訳を目指す場合も、医療・法律・ITなど得意分野を持つことが単価を分けます。どちらの道でも、「英語+何か」が答えになります。

なぜ「英語+専門性」なのか。英語ができる人に頼む仕事の多くは、英語そのものではなく「英語を使ってやりたいこと」だからです。発注する側が求めているのは、海外チームと開発を進めてくれる人、海外向けの集客をしてくれる人であって、英語を話せるだけの人ではありません。

ただし、翻訳や通訳のように語学そのものが専門性になる道もあります。その場合は、語学力に加えて特定の分野の知識と、訳文の品質を保証する力が求められます。

英語×ITの経験があるなら、エージェントに英語の条件を伝えると、紹介の幅が広がります。

英語を活かせるフリーランス案件にはどんな種類がある?

英語を使う案件は、「英語が主役の仕事」と「英語が掛け算になる仕事」に分けると整理しやすくなります。

英語そのものが仕事になる案件

職種主な仕事内容求められる力
翻訳文書・マニュアル・Webサイト・字幕などを日英で訳す高い読解力と日本語の表現力、分野の専門知識
ポストエディット(機械翻訳の後編集)機械翻訳の訳文を確認し、正確で自然な文章に直す誤訳を見抜く力、用語の統一、分野の知識
通訳会議・商談・視察などで会話を仲介する非常に高い聞く力と話す力、瞬時の判断力
オンライン英会話講師オンラインでのレッスン提供、英語指導レッスンを進める会話力、教え方の工夫
通訳ガイド訪日客の観光案内会話力、日本の歴史や文化の知識

翻訳では、機械翻訳の訳文を人が点検・修正するポストエディットの依頼が増えています。日本翻訳連盟の2025年の調査では、回答した個人翻訳者680名のうち約3割(230名)が、ポストエディットの打診・依頼が前年より増えたと答えました。訳文を一から作る力に加えて、機械が間違えやすい箇所を見抜く力が評価されるようになっています。

出典:日本翻訳連盟(JTFジャーナル、2026年6月、2026年9月確認)
POINT|通訳ガイドは資格がなくても有償でできる

2018年1月の通訳案内士法の改正で、国家資格「全国通訳案内士」がなくても、報酬を得て通訳ガイドができるようになりました。資格がない人は「全国通訳案内士」やこれに似た名称を名乗れませんが、資格は信頼の証として今も評価されます。

なお、ガイドに加えて旅行の企画・手配まで自分で行う場合は、旅行業の登録が必要になることがあります。

出典:観光庁「改正通訳案内士法の概要」(2026年9月確認)

英語が「掛け算」になる案件

職種英語を使う場面主役になるスキル
ブリッジSE・英語×開発海外チームとの仕様調整、英語の技術文書、英語での会議開発・設計の経験
海外向けWeb制作・デザイン海外向けサイトの制作、英語での要件確認制作・デザインの実務
海外向けマーケティング英語での広告運用、SNS発信、海外市場の調査集客・分析の経験
英語ライター海外向けの記事執筆、海外情報をもとにした日本語記事執筆力・取材力
英語対応の事務・カスタマーサポート英語でのメール対応、問い合わせ対応業務の段取り、対応品質

こちらの案件では、英語が「流暢であること」より「業務で困らないこと」が基準になります。開発案件なら、英語の技術文書を読み、チャットで要点を伝えられれば参画できるケースもあります。

報酬の決まり方は職種で違う

職種主な報酬の形単価を左右するもの
翻訳文字数・ワード数あたりの単価分野の専門性、納期、訳文の品質
ポストエディット文字数・ワード数あたりの単価(翻訳より低めに設定されることが多い。案件による)求められる品質の水準、分量
通訳1日・半日などの拘束時間単位同時通訳か逐次通訳か、分野、事前準備の量
英語×開発・制作月額(準委任)や案件ごとの固定額本業のスキルが主役で、英語力は上乗せの要素
英会話講師レッスン1回・1コマあたり指導経験、対応できるレッスンの種類

単価を上げやすいのは、報酬が「月額」で決まる英語×専門性の案件です。文字単価の仕事は分量をこなす必要があり、機械翻訳の影響も受けやすいため、専門分野を持つかどうかで収入に差が出ます。

職種別|必要な英語レベルの目安

必要な英語力は職種で大きく変わります。ここでは、国際的な語学力の基準であるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の考え方をもとに、できることで目安を示します。

職種できることの目安CEFRの目安
通訳専門的な議論を、即座に正確に訳せるC1〜C2
翻訳専門文書の細かなニュアンスまで読み取り、自然な訳文にできるC1以上(読む力)。訳文を書く日本語力も同じくらい重要
英語×開発・制作・マーケ英語の資料を読み、会議やチャットで仕事の話ができるB2前後(読み書き中心ならB1から)
英語対応の事務・サポート定型的なメールや問い合わせに、英語で正確に対応できるB1〜B2
英会話講師相手のレベルに合わせて会話を進め、誤りを説明できるB2〜C1
※編集部による一般的な目安です。案件や発注者によって求められる水準は異なります。

TOEIC L&Rのスコアに置き換えると、B2の目安はリスニング400点・リーディング385点以上、C1は490点・455点以上です。C2はTOEIC L&Rの測定範囲外で、通訳のように話す力が中心の職種は、スコアだけでは判断できません。

B1リスニング275点・リーディング275点以上(合計550点)
B2リスニング400点・リーディング385点以上(合計785点)
C1リスニング490点・リーディング455点以上(合計945点)
出典:ETS「TOEIC各テストとCEFRの対応表」(2026年9月確認)。ETSはリスニングとリーディングを別々に見ることを推奨しています。
POINT|資格のスコアは「入口」、実務では成果物で判断される

TOEICなどのスコアは英語力を示す材料になりますが、TOEIC L&Rで測れるのは聞く力と読む力です。話す力・書く力が必要な案件では、英語での成果物やWeb会議での受け答えで判断されることが多くなります。

翻訳会社では、実際に訳してもらう「トライアル」で登録の可否を決めるのが一般的です。スコアが少し足りなくても、専門性や実績で補える案件は少なくありません。

自分の英語力で応募できるか、3つの質問で確かめる

  1. 英語の業務資料を、辞書を引きながらでも正確に読めるかはいなら、読み書き中心の英語×専門性の案件に応募できる
  2. 英語でのメールやチャットで、依頼や確認を自分で書けるかはいなら、海外チームとのやり取りがある案件も視野に入る
  3. 英語のWeb会議で、要点を聞き取り自分の意見を伝えられるかはいなら、ブリッジSEや海外クライアントとの直接取引も狙える

経歴別|あなたに向いている英語案件

同じ英語力でも、これまでの経歴によって狙うべき案件は変わります。自分に近いタイプから考えると、遠回りせずに済みます。

IT経験ありエンジニア・PMとしての実務がある

狙う案件ブリッジSE、海外チームとの開発、外資系企業の案件
探し方IT系のフリーランスエージェントで「英語」を条件に探す

制作・マーケ経験ありWeb制作・デザイン・広告運用の実務がある

狙う案件海外向けサイト制作、越境ECの運用、海外向けSNS・広告
探し方エージェントとクラウドソーシングの併用、既存取引先への提案

語学が強み英語力が高く、語学を仕事の中心にしたい

狙う案件翻訳(得意分野を決める)、ポストエディット、通訳
探し方翻訳会社のトライアル、翻訳特化の求人、業界団体の情報

実務経験が少ない英語は好きだが、仕事の実績はこれから

狙う案件短い翻訳・英語リサーチ・英語対応の事務など、小さな案件
探し方クラウドソーシングで実績を作り、並行して専門スキルを育てる

英語案件のメリットと、知っておきたい注意点

メリット

  • 応募できる人が限られ、差別化しやすい同じスキルでも、英語で仕事ができる人は候補が絞られる
  • 専門性と掛け合わせると単価が上がりやすい英語が必須の案件は、条件を満たす人が少ないぶん条件交渉がしやすい
  • 海外のクライアントやプロジェクトに広がる国内の案件だけに頼らない収入源をつくれる
  • リモートの案件も多い海外とのやり取りはオンラインが前提になりやすい。ただしブリッジSEなど出社が前提の案件もある

注意点

  • 英語だけでは差別化が難しくなっている機械翻訳や生成AIの精度が上がり、簡単な翻訳や文章作成は単価が下がりやすい
  • 時差への対応が必要になる欧米のチームとの会議は、日本の早朝・夜・午前中など、通常の就業時間から外れやすい
  • 報酬が外貨になると、為替や送金の手数料で手取りが変わる受け取り方法と手数料を契約前に確認しておく
  • 契約や支払いのトラブルに対応しにくい海外の発注者とは法律や商習慣が違い、回収が難しくなることがある

英語案件はどこで探す?探し方5つと向いている人

英語案件は、職種に合った窓口で探すのが効率的です。1つに絞らず、2〜3つを組み合わせると安定します。

探し方向いている案件注意点
フリーランスエージェント英語×開発、ブリッジSE、外資系の業務委託IT系が中心。英語が主役の翻訳案件は少ない
国内のクラウドソーシング短い翻訳、英語リサーチ、英語ライティング単価は低めになりやすい。実績づくり向き
翻訳会社・翻訳特化の求人専門翻訳、ポストエディット、字幕登録前にトライアル(試験)があることが多い
海外のフリーランス向けサービス海外クライアントの開発・制作・翻訳競合が世界中にいる。手数料・外貨・時差に注意
人脈・SNS・直接営業継続案件、高単価の直接契約実績の見せ方と、契約書の準備が必要

英語×ITの経験があるなら、エージェントで「英語」「外資」「海外チーム」などを条件に伝えるのが近道です。担当者に英語力の具体的なレベル(読み書き中心か、会議もできるか)を伝えると、紹介される案件の精度が上がります。

海外クライアントと取引するとき、何を確認すべき?

海外の発注者と直接取引すると、国内の案件にはない確認事項が増えます。契約・お金・税金の3点は、仕事を始める前に確認しておきましょう。

契約書業務範囲、納期、報酬、支払期日に加え、どの国の法律に従うか(準拠法)と、揉めたときの解決方法を確認する
報酬の通貨と受け取り方法外貨か円か、海外送金かオンライン決済か。送金手数料や為替手数料を誰が負担するか
円への換算外貨の売上は、原則として取引日の為替レートの仲値(TTM)で円に換算して記帳する
消費税海外の事業者向けのサービスは原則として輸出免税。オンライン英会話のように、ネットを通じて提供するサービスそのものは国外取引(課税対象外)になる場合がある(翻訳や制作物をネットで納品するだけなら該当しない)。相手が日本に支店を持つ場合などは課税されることがあり、免税には契約書などの保存が必要
国内の翻訳・通訳の報酬日本の法人などから受け取る翻訳料・通訳料は源泉徴収の対象(100万円以下の部分は10.21%)。英語ライターの原稿料も同じ。差し引かれた税額は確定申告で精算する
相手国の税務書類海外の発注者から、源泉税の扱いを決めるための書類提出を求められることがある。租税条約により相手国で課税されない場合もある
出典:国税庁「所得税基本通達57の3-2」「No.6567 非居住者に対する役務の提供」「No.2795 原稿料や講演料等を支払ったとき」(2026年9月確認)

円への換算は、事業所得や業務に係る雑所得などでは、継続して使うことを条件に、売上は電信買相場(TTB)、経費は電信売相場(TTS)で換算する方法も認められています。どのレートを使うかを決めたら、毎年同じ方法で記帳することが大切です。

税務と契約は専門家に確認を

海外取引の消費税の区分、相手国での源泉税、租税条約の適用などは、取引内容や相手国によって扱いが変わります。本記事は2026年9月時点の一般的な情報で、税務や法務の助言ではありません。

初めて海外の発注者と契約するときは、契約書の内容を確認したうえで、税理士や税務署、弁護士に相談してください。

時差とオンライン会議に備える働き方

海外チームとの仕事では、会議が通常の就業時間から外れることを前提に、一日の予定を組む必要があります。欧州とは日本の夕方から夜、北米の東海岸とは日本の夜から早朝、西海岸とは日本の早朝から午前10時ごろまで(相手は前日の午後)に、就業時間が重なりやすくなります。

  • 相手と重なる時間帯を把握し、会議はそこに集める欧米は夏時間で時差が1時間変わり、米国と欧州で切り替え日も違うため、3月と10〜11月は特に確認する
  • 早朝・夜に会議がある日は、終業時刻をずらす朝と夜の両方に会議を入れると、休む時間がなくなる
  • 会議は非同期のやり取りで減らす議事メモや録画、チャットで済む内容は会議にしない
  • 英語の会議に強い作業環境を整える聞き取りやすいヘッドセット、静かな部屋、安定した回線は、英語力と同じくらい会議の質を左右する

とくに見落とされやすいのが最後の項目です。英語の聞き取りは、音質や周囲の雑音の影響を強く受けます。早朝や深夜に家族を気にせず話せる場所があるかどうかも、海外案件を続けられるかを左右します。

英語案件を獲得する5つのコツ

  1. 募集要項から必須条件を抜き出してから応募する英文の募集要項は必須(required)と歓迎(preferred)を分けて読み、必須を満たす根拠を先に示す
  2. 英語での成果物を用意する翻訳サンプル、英語で書いた記事、英語版のポートフォリオなど、実力を見せられる形にする
  3. 英語力を具体的な言葉で示す「英語の会議で仕様調整を担当」など、何ができるかを業務の言葉で書く
  4. 応募文も英語で出せるようにしておく海外の発注者には、短く具体的な英語の提案文が効く(例文は下記)
  5. 返信の速さと丁寧さで信頼を積む時差がある相手ほど、確実な返信と要点の整理が評価される

海外の発注者への提案文(例文)

Hi [Name],

I’m a freelance web developer based in Japan with [X] years of experience building e-commerce sites. I’ve read your brief — for your [product] landing page, I’d focus on [key point] and can deliver within [X] days.

Relevant work: [portfolio URL]
Availability: [hours] (JST, UTC+9)

I’d be happy to discuss the details in a short call. Thank you for your time.

Best regards,
[Your Name]

英語の提案文では、「何ができるか」「どんな実績があるか」「いつ対応できるか」を短く書くのが基本です。対応できる時間帯を日本時間とあわせて書いておくと、時差のある相手でも判断しやすくなります。

未経験から英語案件を始めるには?4つのステップ

いきなり高単価の翻訳や通訳は難しくても、小さな案件で実績を積めば、英語案件への道は開けます。

1

掛け合わせる分野を決める

今の仕事や学んでいる分野から、英語と組み合わせる軸を1つ選びます。

2

見本となる成果物をつくる

得意分野の英文記事の翻訳サンプルや、英語で書いた解説記事などを自主制作します。他人の著作物を訳す場合は、公開前に権利を確認します。

3

小さな案件で実績と評価を積む

クラウドソーシングの短い案件で、納品と評価の実績をつくります。最初は単価より実績を優先します。

4

専門性の高い案件へ移る

実績がそろったら、翻訳会社のトライアルやエージェント経由の案件に挑戦し、単価を上げていきます。

よくある質問(FAQ)

Q英語を活かせるフリーランスの仕事には何がありますか。
A英語そのものが仕事になる翻訳・ポストエディット(機械翻訳の後編集)・通訳・オンライン英会話講師・通訳ガイドと、英語が掛け算になるブリッジSEや英語×開発、海外向けWeb制作、海外向けマーケティング、英語ライター、英語対応の事務・サポートなどがあります。単価と安定を重視するなら、英語と専門スキルを組み合わせる案件がおすすめです。
Qフリーランスの英語案件にはどのくらいの英語力が必要ですか。
A職種によります。CEFRの目安では、通訳はC1〜C2、翻訳はC1以上(あわせて日本語で書く力も重要)、英語×開発・制作・マーケティングはB2前後(読み書き中心ならB1から)、英語対応の事務・サポートはB1〜B2程度です。資格のスコアは入口の材料で、実務では英語での成果物や会議での受け答えで判断されることが多くなります。
QTOEICのスコアがあれば英語案件を取れますか。
Aスコアだけで取れるとは限りません。TOEIC L&Rで測れるのは聞く力と読む力です。CEFRのB2の目安はリスニング400点・リーディング385点以上、C1は490点・455点以上ですが、話す・書く力が必要な案件では英語での成果物やWeb会議での受け答えで判断されます。翻訳会社では、実際に訳してもらうトライアルで登録を決めるのが一般的です。
Q英語案件はどこで探せばいいですか。
A職種に合った窓口を2〜3つ組み合わせるのが効率的です。英語×開発やブリッジSEはフリーランスエージェント、専門翻訳は翻訳会社や翻訳特化の求人、短い翻訳や英語リサーチは国内のクラウドソーシング、海外クライアントの案件は海外のフリーランス向けサービスや直接営業が向いています。
Q英語が得意なだけでは稼げませんか。
A英語だけでの差別化は難しくなっています。機械翻訳や生成AIの精度が上がり、簡単な翻訳や文章作成は単価が下がりやすいためです。IT・医療・金融・法律・マーケティングなど、英語と組み合わせる専門分野を持つことで、応募できる人が絞られ、単価も上がりやすくなります。
Q通訳ガイドをするのに資格は必要ですか。
A必須ではありません。2018年1月の通訳案内士法の改正で、国家資格の全国通訳案内士がなくても報酬を得て通訳ガイドができるようになりました。ただし資格がない人は全国通訳案内士やこれに似た名称を名乗れず、資格は信頼の証として今も評価されます。旅行の企画・手配まで行う場合は、旅行業の登録が必要になることがあります。
Q海外のクライアントから報酬を受け取るときの注意点は何ですか。
A契約前に、報酬の通貨、受け取り方法、送金手数料や為替手数料の負担を確認してください。外貨の売上は原則として取引日の仲値(TTM)で円に換算して記帳します。海外の事業者向けのサービスは消費税が原則として輸出免税になり、オンライン英会話のようにネットを通じて提供するサービスそのものは課税対象外になる場合がありますが、区分や相手国での源泉税は取引内容で変わるため、税理士や税務署に確認すると安心です。
Q海外チームとの時差にはどう対応すればいいですか。
A相手と就業時間が重なる時間帯を把握し、会議はそこに集めます。欧州とは日本の夕方から夜、北米の東海岸とは日本の夜から早朝、西海岸とは日本の早朝から午前10時ごろまでに重なりやすくなります。早朝や夜に会議がある日は終業時刻をずらし、議事メモやチャットなど非同期のやり取りで会議の数を減らすと続けやすくなります。
Q未経験から英語案件を始めるにはどうすればいいですか。
A英語と組み合わせる分野を決め、翻訳サンプルや英語の記事など見本となる成果物を自主制作します。次にクラウドソーシングの短い案件で納品と評価の実績を積み、実績がそろったら翻訳会社のトライアルやエージェント経由の案件に挑戦して単価を上げていきます。
Q英語の提案文はどう書けばいいですか。
A何ができるか、どんな実績があるか、いつ対応できるかを短く具体的に書くのが基本です。実績のURLを添え、対応できる時間帯を日本時間とあわせて書いておくと、時差のある相手でも判断しやすくなります。
この記事のまとめ

英語案件は「英語+専門性」で選ぶ。英語は主役より掛け算の道具として使う

必要な英語力は職種で違う。資格のスコアより、英語での成果物と実務で判断される

英語×ITはエージェント、翻訳は翻訳会社など、職種に合った窓口を2〜3つ組み合わせる

英語を活かせる案件は、専門スキルと組み合わせるほど選択肢が広がります。英語×ITなど、自分の条件に合う案件を探したい方は、エージェントを比較して使い分けてみてください。

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