フリーランスの案件紹介のお願い方法|切り出し方・例文3つ・お礼と報告

フリーランスの案件紹介のお願い方法|例文3つと切り出し方

「案件を紹介してもらえたら」と思っても、いざお願いするとなると、切り出し方やタイミングに迷う人がほとんどです。結論から言えば、紹介のお願いは「仕事ぶりを知っている相手に」「感謝されたタイミングで」「紹介してほしい相手を具体的に」伝えるのがコツで、紹介してもらったら結果の報告とお礼までをセットにすると、次の紹介につながります。紹介は相手の信用を借りる行為なので、相手が紹介しやすい状態を整えることが大切です。紹介をお願いする相手5パターン、ベストなタイミング、伝え方の型と例文3つ、相手への配慮、紹介後のお礼と報告、紹介料の扱い、NGまでまとめました。

目次

【結論】仕事ぶりを知る人に、感謝されたときに、具体的に頼む

案件紹介のお願いは、次の3点を押さえます。

  1. 仕事ぶりを知っている相手に頼む紹介する側は自分の信用を貸すことになるため、仕事ぶりを知っている人ほど紹介しやすくなります
  2. 感謝されたタイミングで伝える納品後にお礼を言われたときや、成果が出たときは、紹介をお願いしやすい瞬間です
  3. 紹介してほしい相手を具体的に伝える「誰かいたら」ではなく、「〇〇で困っている会社があれば」と伝えると、相手が思い浮かべやすくなります

紹介の案件は、紹介者の信用が土台にあるため話が進みやすく、価格で比べられにくいのが強みです。

紹介は、案件を獲得する経路のひとつです。紹介だけに頼らず、ほかの獲得方法と組み合わせて仕事の入口を増やしましょう。

紹介をお願いする相手と、ベストなタイミング

相手紹介してもらいやすい理由頼み方のポイント
今の取引先仕事ぶりをいちばん知っている納品や成果が出たタイミングで、社内外の知り合いを紹介してもらう
過去の取引先実績を知っていて、信頼関係がある近況の報告とあわせて、今の得意分野を伝える
前職の同僚・上司働きぶりや人柄を知っている独立の報告とあわせて、できることを伝える
同業のフリーランス手が回らない案件を回してもらえることがある得意分野の違いを伝え、お互いに紹介し合える関係をつくる
税理士などの専門家顧客の経営者から相談を受けることが多いどんな会社の役に立てるかを具体的に伝える

お願いするのに良いタイミングは?

  • 納品や成果が出てお礼を言われたとき満足度がいちばん高く、自然にお願いしやすい瞬間です
  • 継続の契約を更新したとき信頼関係が確かめられたタイミングです
  • 独立や、新しいサービスを始めたとき近況の報告として伝えると、押しつけがましくなりません
  • 稼働に空きが出る予定があるとき「〇月から少し余裕ができます」と、具体的な時期を伝えます

伝え方の型と例文3つ

1.感謝や近況これまでのお礼や、近況の報告から始める
2.できること得意な分野と、提供できることを短く伝える
3.紹介してほしい相手業界や困りごとなど、紹介してほしい相手を具体的に伝える
4.相手の負担を減らす一言「もし思い当たる方がいれば」「無理のない範囲で」と添える
例文1|取引先へ(納品後)

〇〇様、このたびはサイトのリニューアルでご一緒でき、ありがとうございました。問い合わせが増えたと伺い、私もうれしく思っています。

もしお知り合いで、サイトの問い合わせが少なくてお困りの会社があれば、ご紹介いただけると大変ありがたいです。無理のない範囲で、思い当たる方がいらっしゃればで構いません。

例文2|前職の同僚へ(独立の報告)

〇〇さん、ご無沙汰しています。実はこの春に独立し、フリーランスで広告運用の支援をしています。

中小企業のWeb広告の改善を中心にお受けしているので、周りで「広告の成果が出ない」と困っている方がいたら、声をかけてもらえるとうれしいです。

例文3|同業のフリーランスへ

〇〇さん、いつも情報交換ありがとうございます。私は来月から少し稼働に余裕ができる予定です。

WordPressのサイト制作やコーディングは得意なので、手が回らない案件があればぜひ声をかけてください。私のほうでも、デザインの案件があれば〇〇さんにご相談させてください。

※ 例文の名前や状況は架空のものです。相手との関係に合わせて書き換えてください

紹介してもらいやすくなる配慮は?

  • 紹介しやすい材料を渡す自己紹介の文章やポートフォリオのURLを用意し、そのまま転送できるようにします
  • 断りやすくしておく「思い当たる方がいれば」と添え、相手に負担をかけないようにします
  • 自分からも紹介する相手の役に立つ人や情報を紹介すると、お互いに紹介し合える関係になります

紹介後のお礼・報告と、紹介料の扱い

1

紹介してもらったらすぐにお礼を伝える

紹介の連絡をもらったその日のうちに、お礼を伝えます。

2

紹介先には迅速かつ丁寧に対応する

紹介者の顔を立てる意味でも、いつも以上に丁寧に対応します。

3

結果を報告する

受注できた場合も、できなかった場合も、紹介者に結果を報告します。報告が次の紹介につながります。

紹介料をもらう場合事業の収入として、確定申告で計上する
紹介料を払う場合事業のための支払いなら、支払手数料などとして経費にできる
決め方金額や支払いの条件は、あいまいにせず事前に取り決めて記録しておく
紹介でも条件は書面で決める

紹介の案件は信頼関係があるぶん、条件の確認がおろそかになりがちです。知り合いの紹介でも、報酬・作業の範囲・支払期日は書面やメールで決めてから着手しましょう。

NGなぜNGか
関係が浅い相手にいきなり頼む仕事ぶりを知らないため、紹介しようがない
「誰かいませんか」とあいまいに頼む相手が誰を思い浮かべればいいか分からない
何度も催促する相手の負担になり、関係が悪くなる
紹介してもらったあとに報告しない紹介者の不安が残り、次の紹介が止まる

よくある質問(FAQ)

Q案件の紹介は誰にお願いすればいいですか?
A今の取引先、過去の取引先、前職の同僚や上司、同業のフリーランス、税理士などの専門家が代表的です。仕事ぶりを知っている相手ほど紹介してもらいやすくなります。
Q紹介をお願いするのにいいタイミングはいつですか?
A納品や成果が出てお礼を言われたとき、継続の契約を更新したとき、独立や新しいサービスを始めたとき、稼働に空きが出る予定があるときなどが、お願いしやすいタイミングです。
Q紹介のお願いはどう切り出せばいいですか?
A感謝や近況から始め、できることを短く伝え、紹介してほしい相手を具体的に伝え、「思い当たる方がいれば」と相手の負担を減らす一言を添えましょう。
Q紹介をお願いするのは図々しくないですか?
A仕事ぶりを知っている相手に、感謝を伝えたうえで控えめにお願いすれば、図々しくはありません。紹介する側にとっても、信頼できる人を紹介できるのは喜ばれることが多いものです。
Q紹介してもらったら何をすればいいですか?
Aその日のうちにお礼を伝え、紹介先には迅速かつ丁寧に対応し、受注できたかどうかにかかわらず紹介者に結果を報告しましょう。報告が次の紹介につながります。
Q紹介料は払ったほうがいいですか?
A必須ではありませんが、払う場合は金額や条件を事前に取り決めて記録しておきましょう。事業のための支払いなら、支払手数料などとして経費にできます。
Q紹介料をもらった場合、税金はかかりますか?
A事業の収入として、確定申告で計上する必要があります。受け取った金額と相手の記録を残しておきましょう。
Q紹介の案件でも契約書は必要ですか?
A必要です。信頼関係があるぶん条件の確認がおろそかになりがちですが、報酬・作業の範囲・支払期日は書面やメールで決めてから着手しましょう。
Q紹介してもらいやすくするにはどうすればいいですか?
Aそのまま転送できる自己紹介の文章やポートフォリオのURLを用意し、紹介してほしい相手を具体的に伝えましょう。自分からも相手に役立つ人や情報を紹介すると、紹介し合える関係になります。
Q紹介だけで仕事を回せますか?
A紹介は成約率の高い経路ですが、いつ来るかを自分で決められません。エージェントや営業など、ほかの経路と組み合わせると案件が途切れにくくなります。
この記事のまとめ

● 紹介は仕事ぶりを知る相手に、感謝されたタイミングで、紹介してほしい相手を具体的に頼む

● 感謝→できること→紹介してほしい相手→負担を減らす一言の型で伝え、転送できる材料を渡す

● 紹介後はお礼と結果の報告をセットに。紹介料と条件は事前に取り決め、書面で残す

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