
「Udemyは買い切りと定額プランのどちらがいいのか」「講座を買っても見ないまま終わってしまう」と迷っていませんか。結論から言えば、学ぶテーマをスキルマップで決めてから、学びたい講座が少なければ買い切り、複数を試すなら定額プランを選び、学んだ内容を早めに成果物や案件で使うことで、Udemyはフリーランスの収入につなげやすい自己投資になります。
【結論】フリーランスはUdemyをどう使えばいい?
Udemyは、専門家が作った動画講座を自分のペースで受けられるオンライン学習サービスで、必要なスキルを必要なときに学びたいフリーランスと相性のよい学習手段です。使うときは、次の3つを押さえてください。
- 学ぶテーマを先に決める今の案件や狙う案件で足りないスキルを洗い出し、目的のある講座だけを選ぶ
- 使い方は講座の数で決める学びたい講座が1〜2本なら買い切り、複数の分野を試すなら定額プランが目安
- 学んだら早めに使う手を動かして成果物を作り、案件やポートフォリオに反映する
Udemyは、見ることではなく使うことで収入につながります。
学ぶテーマを決めるには、今の市場でどんなスキルが求められているかを知ると効率的です。エージェントの案件で求められるスキルや条件を見比べると、優先して学ぶべきものが見えやすくなります。
Udemyとはどんなサービス?
世界中の講師が作った動画講座を、講座ごとの購入か定額プランで受講できるオンライン学習サービスです。日本では、ベネッセコーポレーションが米国のUdemy社と業務提携して提供しています。
| サービスの形 | 動画を中心としたオンライン講座。スマートフォンやパソコンで、自分のペースで受講できる |
|---|---|
| 日本での提供 | ベネッセコーポレーションが2015年から米国Udemy社と業務提携 |
| 受講の方法 | 講座を1本ずつ購入する買い切り型と、対象講座が受け放題の個人向け定額プラン |
| 主な分野 | プログラミング、デザイン、マーケティング、生成AI、ビジネススキルなど |
なぜフリーランスにUdemyが向いているの?
時間の自由が利くフリーランスにとって、実務に近い内容を好きな時間に、必要な分だけ学べるからです。技術の移り変わりが速い分野では、体系的なスクールより機動的に学べる手段が役立つ場面も多くあります。
- 好きな時間に学べる案件の合間や夜間など、自分の都合に合わせて受講できる
- 実務に近い内容が多いツールの操作や実装など、現場で使う作業を手を動かしながら学べる講座がある
- 分野が幅広い専門の深掘りにも、隣接するスキルの入門にも使える
- 小さく始められる講座1本から購入でき、必要なときだけ学べる
買い切りと定額プランはどちらを選ぶ?
学びたい講座が1〜2本に決まっているなら買い切り、複数の分野を幅広く試したいなら定額プランが目安です。個人向け定額プランは、日本では2025年9月に提供が始まった比較的新しい選択肢です。
| 比べる点 | 買い切り | 個人向け定額プラン |
|---|---|---|
| 料金 | 講座ごとに購入(価格は講座やセールで変わる) | 月間プラン3,000円、年間プラン27,500円(月額換算2,292円) |
| 受講できる講座 | 購入した講座 | 対象の講座(29,000以上) |
| 受講できる期間 | 購入した講座は期限なく受講できる | 契約している間(公式サイトでは、いつでも解約できると案内) |
| 返金 | 30日間の返金保証がある(条件あり) | 条件は公式の規約で確認 |
| 向いている人 | 学ぶテーマと講座が決まっている | 複数の分野を試したい、短期間で集中して学ぶ |
- 学びたい講座が1〜2本に決まっている買い切りが合いやすい。後から見返したい講座にも向く
- 月に何本も受けて比べたい定額プランが合いやすい。対象講座に入っているかを先に確認する
- 受けたい講座が定額プランの対象外その講座は買い切りで購入する
- 学ぶ時間を確保できるか分からないまずは買い切りで1本受け、続けられるかを確かめる
料金、プランの内容、対象講座、返金の条件は変更されることがあります。とくに定額プランの解約や返金の扱いは、買い切りとは異なる場合があります。申し込む前に、Udemyの公式サイトで最新の料金と規約を確認してください。
フリーランスは何を学び、どう講座を選ぶ?
スキルマップで自分の現在地と足りないスキルを見える化し、今の案件か狙う案件で使えるテーマから選ぶと、学びが収入につながりやすくなります。講座が多いからこそ、目的のない受講は避けましょう。
| 今の状態 | 学ぶテーマの例 | ねらい |
|---|---|---|
| 専門はあるが単価が上がらない | 専門の上流工程、隣接するスキル | 任される範囲を広げる |
| 作業に追われて時間がない | 生成AIの活用、作業の自動化 | 作業時間を減らして学ぶ時間を生む |
| 案件の提案が通りにくい | マーケティング、資料作成、プレゼン | 提案の説得力を上げる |
| 新しい分野の案件に挑戦したい | 新しい言語やツールの入門と実践 | 応募できる案件を増やす |
失敗しない講座の選び方
- 評価と件数を両方見る評価が高くても件数が少ない講座は、受講生の声もあわせて確かめる
- カリキュラムを確認する学びたい内容が含まれているか、自分の水準に合っているかを目次で確かめる
- 更新日と対応バージョンを見る技術系は内容が古いと実務で使えないことがある
- プレビューで講師の説明を確かめる話し方や進め方が自分に合うかを、無料のプレビュー動画で確かめる
あわせて読みたい(学ぶテーマを決める)
学んで終わりにしないにはどうする?
目的と期限を決めて受講し、手を動かして再現し、学んだ内容で成果物を作って案件や発信に使うことが、講座を買っただけで終わらせないコツです。
目的と期限を決める
「〇月の案件で使うために、〇日までに終える」のように、使う場面と期限を書いてから受講します。
手を動かしながら学ぶ
動画を見るだけでなく、同じ作業を自分で再現します。分からない部分はメモし、後で調べます。
小さな成果物を作る
講座の内容を自分の題材に置き換えて作り、ポートフォリオに加えます。
案件と発信で使う
今の案件で改善の提案に使う、学んだスキルが条件の案件に応募する、学んだことを発信する、のいずれかにつなげます。
受講前に書く学習計画メモ(例)
【目的】今の通販サイトの案件で、集客の数値を見た改善提案ができるようになる
【講座】アクセス解析の入門講座を1本
【期限】今月末までに受講を終える(平日の朝30分)
【成果物】自分のブログの数値を分析し、改善案を1枚にまとめる
【使う場面】来月の定例で、改善案を1つ提案する
Udemyのデメリットと注意点は?
講座の質に差がある、体系的な学習には工夫がいる、強制力がない、情報が古い場合がある、の4つが主な注意点です。特性を知ったうえで使えば、効果的に活用できます。
| 注意点 | 起きること | 対策 |
|---|---|---|
| 講座の質に差がある | 期待した内容と違う講座を選んでしまう | 評価、件数、カリキュラム、プレビューで見極める |
| 体系的な学習には工夫がいる | 単発の講座だけでは知識が断片的になる | 書籍や公式の資料と組み合わせる |
| 強制力がない | 買ったまま見ない講座が増える | 受講の目的と期限を決め、予定に入れる |
| 情報が古い場合がある | 実務と手順や画面が違う | 更新日と対応バージョンを確認する |
所得税法では、事業所得の必要経費は、総収入金額を得るために直接要した費用や、業務について生じた費用などとされています。講座の費用が必要経費になるかは、事業との関連性など個別の事情で判断が分かれます。判断に迷う場合は、税理士など専門家に確認してください。
書籍やスクールとはどう使い分ける?
手を動かして操作や実装を覚えるならUdemy、考え方を体系的に学ぶなら書籍、伴走や添削が必要ならスクールと、目的で使い分けると効率的です。
| 学習手段 | 向いていること | 注意点 |
|---|---|---|
| Udemyなどの動画講座 | ツールの操作や実装を、手を動かしながら覚える | 講座の質に差がある |
| 書籍 | 考え方や基礎を体系的に学ぶ | 操作の手順は画面と違う場合がある |
| スクール | 講師の伴走や添削を受けながら学ぶ | 費用と時間の負担が大きくなりやすい |
| 公式の資料や無料の教材 | 最新の仕様を確かめる、費用をかけずに学ぶ | 初心者には分かりにくい場合がある |
あわせて読みたい(学びの優先順位と続け方)
よくある質問(FAQ)
Udemyは、必要なスキルを必要なときに学べる動画講座のサービス。講座が1〜2本なら買い切り、複数なら定額プランが目安
スキルマップで足りないスキルを見える化し、案件で使えるテーマを選ぶ。評価、件数、更新日、プレビューで講座を見極める
目的と期限を決めて手を動かし、成果物を作って案件や発信で使う。料金と規約は公式サイトで最新を確認する
Udemyで身につけたスキルは、使える案件と出会ってこそ収入につながります。まずは学ぶテーマを1つ決め、使う場面と期限を書いてから講座を選ぶことから始めてみてください。

